スポーツ用マウスガード





ボクシングやラグビー、アイスホッケーなど「コンタクトスポーツ」と呼ばれるプレーヤー同士の
接触が多いスポーツだけでなく、野球などでもマウスガード(マウスピース)を装着する選手が
増えてきました。
マウスガードは、スポーツ選手にとって、どのような役割を担っているのでしょうか



@競技中の衝撃から顔面の骨折や歯の損傷を防ぐ役割
スポーツによる口や歯のケガは、交通事故、転倒転落に次いで三番目に多く発生しています。
特に上の前歯がケガをしやすい部分です。歯の一部が欠けたくらいなら人工義歯などで十分
に補うことができますが、骨を損傷してしまうと何年もかけて少しずつ治療しなければならず、
精神的にも負担になります。



A食いしばりから歯を守る役割
重量挙げや、砲丸投げなど力む際に歯のくいしばりが生じ、その咬合力で歯や歯肉を痛めて
しまうケースもよくあります。この食いしばり、瞬間的にですが数十〜100kgを超える場合もある
のです。この力が頻繁に歯にかかってくるとどうなってしまうでしょうか。

まず考えられるのは、歯の中の神経(歯髄)や歯を支える骨や靭帯に充血が起こります。
すると『食いしばると歯が痛い』とか『ジャンプしたり走ったりすると歯がひびく』
などという症状が出始めます。これがひどくなると『何もしなくても歯がジンジン痛い』
という状態になり、最悪の場合歯の神経をとることになります。その際には歯を大きく削られて
しまうこともあるでしょう。

マウスガードはこうした咬合力を分散・軽減することにより、歯を守ります。マウスガードを
装着するようにしただけで、歯はいっさい削らずに症状がなくなってしまった人も沢山います。
スポーツによる食いしばりの他、力仕事の多い職業の方にもお勧めします。


B身体能力を最大限に引き出す役割
 噛み合わせとスポーツは深い関係があり、よい噛み合わせの選手が高い身体能力を
持つことがわかってきました。噛み合わせは、身体のバランス感覚に影響するのです。
マウスガードで、その噛み合わせを整えることもできます。



 

                       
               

マウスガードが使用されているスポーツ

完全義務化
・アメリカンフットボール
・キックボクシング(プロフェッショナルおよびアマチュア)
・ボクシング(プロフェッショナルおよびアマチュア)
・テコンドー

一部義務化
・アイスホッケー
・インラインホッケー
・空手道
・ラクロス(女子)
・ラグビー

推奨(国際スポーツ歯科医学会による)
アクロバット、ラケットボール、バスケットボール、スケートボード、乗馬、ソフトボール、
体操、バレーボール、インラインスケート、レスリング、武術、野球、砲丸投げ、
サッカー、フットサル、サーフィン、アイスホッケー、ウェイトリフティング、バンディ、
ラグビー、自転車競技、スキー、フィールドホッケー、スカッシュ、ハンドボール、水球、
ラクロス、スカイダイビング





入手方法
マウスガードはスポーツ用品店などでも入手可能で、安価で調整可能なものもありますが、
その反面フィット感が悪く口を開くと外れてしまう・呼吸しづらい・話しづらいなどの難点も
あるようです。

カスタムメイド(オーダーメイド)のマウスガードは、この様な市販タイプに比べ10倍以上の
保護能力を発揮します。
いまスポーツにおけるマウスガードの重要性が世界的に注目されているのです。

興味のある方はどうぞ気軽にご相談ください。

⇒ 詳しい料金表はこちら

 






































     
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