生活習慣指導
 
みなさんは間違った生活習慣がお口にどのような問題を引き起こすのか考えたことはありますか?

漠然と
『甘いものが好きな人は虫歯になりやすい』とか、
『歯の磨き方が悪いと虫歯や歯周病になる』とか
簡単に浮かんでくるものもあるかと思いますが、
実は自分でも思いもしなかった習慣がお口を蝕(むしば)んでいた!なんてことがよくあるのです。


例えば

口呼吸と鼻呼吸について
私たち人間は口でも鼻でも息ができますよね。あたりまえです。
みなさんはお口で息をしますか?鼻ですか?それとも両方でしょうか?

実はその口呼吸が
歯並びを悪くする原因だったと聞いたらどうでしょうか?
歯並びと口呼吸・・・結びつきますか?

それだけではありません。
・アレルギー体質(鼻炎・花粉症・喘息・・・)
・自己免疫疾患(膠原病・リウマチ)
・虫歯・歯周病になりやすい・重症化しやすい
・口臭の原因
・姿勢が崩れる(猫背など)
・集中力の低下
・無呼吸症候群
・疲れやすくなる
・のどの乾燥
・声帯の老化
・誤嚥性肺炎
・顎などがたるみ、容姿が崩れる

・・・などなど。口呼吸が人体に及ぼす悪影響がこんなにあるなんて知ったらちょっと恐いですよね。
逆に知らないで生活していたらどうでしょう。

なぜ口呼吸がいけなくて、鼻呼吸が良いのでしょうか。
どうして日本人には口呼吸をしている人が多いのでしょうか。
口呼吸になりやすい生活環境や習慣はあるのでしょうか。
口呼吸は意識だけで治るのでしょうか。
睡眠中はどうでしょうか。口呼吸をしているのでしょうか?
睡眠時に口呼吸をしている人はどうしたら治せるのでしょうか。

などなど・・こうなってくると様々な疑問が挙がってくるかと思います。
当院では、こうした疑問にお答えしながら『口呼吸』という生活習慣の改善をすすめております。



このように 「ちょっと待って!その習慣は大丈夫?!」 といった悪い習慣から
「お口のこの問題を解決するためにはこういった習慣を身に着けるといいよ」
といった良い習慣まで、いろいろとアドバイスさせていただいております。
ちょっとした習慣でも日々の積み重ねによる影響は大きいものです。
正しい知識を身に着けて、快適な生活を、末永く、おくっていきたいものです。


他にも診療の中で行われている生活習慣指導の内容の一部を紹介いたします。



虫歯について

・歯磨きが出来ていないところの確認
  
苦手な所はだいたいいつも一緒です。
  そこを理解して意識して磨けているかどうかが
  虫歯を減らすカギです。
  染色液で磨き残しを染め出ししたり、模型や
  手鏡を見ながらの指導や、持参した歯ブラシ
  を使って衛生士と実践練習もしております。
 
  
  ・定期的にフッ素予防していますか?
  フッ素洗口にフッ素塗布・・・よく聞く言葉ですが、何歳からどのくらいの頻度で、
  どのような方法でフッ素を効かせたらよいのか。患者さんの年齢や生活のリズム
  に合わせて効果的なフッ素の応用方法をアドバイスさせていただきます。






歯周病について
・喫煙と歯周病
・糖尿病と歯周病
・歯周病と全身疾患
・歯周病と早産・流産
・歯周病を防ぐ歯磨きの方法
・歯ブラシ・歯磨き粉の選び方

  歯周病はそれ自体が生活習慣病です。若いころは悪い習慣があっても
  発病しなかった歯周病も、年齢を重ね、体力が落ちていくとともに発病率も
  上がっていきます。最初は自覚症状もほとんどありませんので、症状が
  出てから来院されるケースが多いのですが、症状が出てからでは手遅れ
  のことも多く、そのまま抜歯されてしまう人もいます。
  まずは歯周病のことをよく知り、自分に今できることは何か、一緒に考えて
  行くことが重要だと思っております。

→詳しくは歯周病のページで。


知覚過敏について
知覚過敏の原因はいろいろありますが、その中でも最も多いのが誤った歯の磨き方にあります。
神経質にしっかりと磨く人ほど、逆に磨きすぎて歯や歯肉をすり減らしてしまうのです。
この磨き方の改善なしに、知覚過敏の改善はあり得ません。
歯ブラシの選び方からブラッシング時の歯ブラシの動かし方、持ち方など歯科衛生士と
マンツーマンでアドバイス・実践練習などさせてもらっています。


→詳しくは知覚過敏のページで。



歯ぎしり・食いしばりについて
『朝起きたら歯が欠けていた。』
『朝食をとっていたらなんだか奥歯に違和感がある』
『顎の関節や、こめかみのあたりが痛い』

こんな経験はありませんか?
もしかしたら夜間の歯ぎしり・食いしばりが原因かもしれません。
過度の歯ぎしり・食いしばりは自分の歯の寿命を縮めるばかりか、全身の健康に悪影響を
もたらす可能性があります。とはいっても、自分ではなかなか発見が困難なものです。
「やってるかも!」という方や「自覚はあるけどどうしたら良いかわからない」
といった方は是非ご相談ください。

→詳しくは歯ぎしり・食いしばりのページで。


歯並びについて
生活習慣と歯並びの良し悪しには、密接な関係があります。
具体例をいくつか挙げてみましょう。



みなさんのお子さんはいかがでしょうか。
この他にも歯並びや顔の成長に悪影響を及ぼす習慣は沢山あります。
早いうちからこの悪習慣に気づき、正すことができれば、歯はきれいに並び、
お金をかけて矯正治療を受けずにすむケースもあります。
反対に、矯正治療で治しても、悪習癖が治っていなければ『後戻り』して
しまうことが多いのです。
当院では矯正のご相談を受けた際には、必ずこのような悪習癖の有無を調べ、
患者さんと共に習癖の改善を目指してまいります。

→詳しくは小児矯正のページで。



予防の習慣について

虫歯に始まり、歯周病、入れ歯、知覚過敏、歯並び、口臭・・・
お口の悩みはいろいろよせられますが、すべてに共通して言えることは

『後悔先に立たず』  ではないでしょうか。

反対に言えば
「転ばぬ先の杖」で、どんなお口の悩みも
予防の意識・習慣があれば大難を小難に、小難を無難にと、変えていけます。
定期的な検査やクリーニングの習慣があれば、その都度「どうですか?」と
お話をさせてもらう中で、いろいろな疑問や発見がお互いにあるものです。

「そういえば最近、少しですけど歯がしみるんです。知覚過敏ですかね?」

「義歯は痛みはないんですが、最初に比べてちょっと動くような・・。ついでに調べてもらえますか?」

「この親不知は抜いたほうがいいんですかね?」

こうした何気ない会話が将来の大きな災いを回避するきっかけにもなりますし、問題がなくても

「今は治療の必要はありませんよ。そのまま一緒に様子を見ていきましょう」

この一言で、きっと心のつっかえも取れるはずです。
そうしてみなさんの歯科医院への意識が

『問題が起きてから行くところ』 

ではなく

『問題が起きないように通うところ』

というふうになれば、歯科医院がより身近で気軽に通える所となります。
実際に、予防で通い出した患者さんの中には

「痛みの心配や、緊張などもせずに歯医者に通うことができるようになった」
「時々でもお口のクリーニングを受けると、すっきりしてお口がリセットされたような気分になる」

などというお言葉も数多くいただいております。
これこそが当院の目指す、予防歯科なのです。

→詳しくは予防歯科のページで。



 































































































































     
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